クリエイティブ分析
ComfyUI用GPUはGeForceとRadeonのどちらを選ぶ?

目次
ComfyUI用のGPUを選ぶとき、GeForceとRadeonのどちらが上かをスペック表だけで決めるのは難しい。
先に確認したいのは、自分が使うOS、モデル、ワークフロー、カスタムノードが、そのGPUで現実的に動かせるかだ。理論性能が高くても、使いたい構成の対応が不明確なら導入時の負担は増える。
まず使うOSとワークフローを決める
同じGPUでも、WindowsとLinuxでは利用できるバックエンドや導入手順が異なる場合がある。
購入前に、最低限次を書き出しておく。
OS:
ComfyUIの導入方法:
使いたいモデル系列:
必要なカスタムノード:
画像生成のみか、動画生成も使うか:
必要なVRAMの目安:
特に、Wanなどの動画生成や特定のカスタムノードまで使う予定なら、単純な画像生成だけの対応状況では判断しない方がよい。
RadeonはROCmの対応を型番ごとに確認する
AMDのROCm互換情報はWindowsも含めて案内されているが、すべてのRadeonが同じように使えるという意味ではない。
GPUやAPUの型番、OS、ドライバーなど、具体的な組み合わせで対応状況を確認する必要がある。さらに、ROCm側が対応していても、使いたいComfyUIの構成やカスタムノードが同じ経路へ対応しているとは限らない。
そのため、「RadeonならROCmで全部動く」「WindowsではRadeonは使えない」といった一括判断は避ける。
GeForceもVRAM容量だけで決めない
GeForceではCUDAを前提にした手順や対応例が多く見つかるが、それでもVRAM容量だけで選ぶのは不十分だ。
12GB、16GB、24GBなどの違いは、まず大きなモデル、解像度、バッチ数、ControlNetやLoRA、動画フレームなどをどこまで載せられるかという余裕として考える。
VRAMが多いから必ず速い、画質が上がる、という意味ではない。
「同じことができる候補」まで絞ってから価格を比べる
価格比較は、使いたいワークフローを実行できる見込みがあるGPU同士で行う。
そのうえで次を比べる。
- GPU本体の価格
- VRAM容量
- 消費電力
- 必要な電源やケース
- 保証
- 導入や更新に必要な手間
使うために非公式パッチや特殊な回避策が常に必要なら、その手間も運用コストになる。逆に、使いたいワークフローが公式に近い手順で動くなら、長期運用では大きな利点になる。
ComfyUI用GPUは、ブランド名だけで結論を出すのではなく、自分のワークフローを再現できるかを先に確認し、その後で価格と性能を比べるのがよい。LLM用途も含めて比較したい場合は、NVIDIAとAMDのローカルLLM向け比較も判断材料になる。
まとめ
- GPUブランドを比べる前に、使うOSとComfyUIのワークフローを決める
- RadeonはROCmなどの対応状況をGPU型番とOSの組み合わせで確認する
- VRAM容量や理論性能だけでは、使いたいモデルやカスタムノードが動くか判断できない
- 同じ用途を実現できる候補まで絞ってから、価格、VRAM、消費電力、保証を比較する
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