AI活用分析
ローカルAIで最初に入れるのはLM Studio・Ollama・ComfyUIのどれ?

目次
ローカルAIを始めようとすると、LM Studio、Ollama、ComfyUIなど複数の名前が出てくる。三つを横並びにして「どれが一番高性能か」と比べると、かえって選びにくい。
理由は、最初から役割が同じソフトではないからだ。まず今日やりたいことを一つ決める。
図: 主な比較軸を1枚に整理。細かな条件は本文と表で確認する。
最初にやりたいことを一つ選ぶ
次のどれに近いか考える。
A. 画面を操作してローカルLLMと会話したい
B. コマンドや自作プログラムからLLMを呼び出したい
C. 画像や動画を生成したい
AならLM Studio、BならOllama、CならComfyUIが最初の候補になる。
もちろん各ソフトにはほかの機能もある。ただ、最初の一歩では機能一覧を全部比較するより、目的を一つに絞った方が早い。
画面でモデルを探して会話したいならLM Studio
LM Studioは、アプリ内でモデルを検索・取得し、GUIからそのまま会話を始めやすい。
たとえば、
- まずローカルLLMを触ってみたい
- コマンド操作より画面で選びたい
- 複数のモデルを見ながら試したい
という人には入口が分かりやすい。
最初の目標は、モデルを一つ読み込み、短い質問へ返答があるところまでで十分だ。
ただし、LM Studioを入れればどんなモデルでも動くわけではない。使うモデル形式、量子化、メモリ条件は別に確認する。
APIや自作プログラムから使いたいならOllama
Ollamaは、コマンドからモデルを実行し、ローカルAPI経由で別のプログラムから利用する流れを作りやすい。
たとえば、
- Pythonなどのスクリプトから呼び出す
- エディターや自作アプリとつなぐ
- RAGの回答生成やEmbeddingの実行先にする
- ローカルのAPIサーバーとして使う
といった用途を最初から考えているなら候補になる。
「チャット画面で話すこと」より、「別のソフトからLLMを呼び出すこと」が主目的ならOllamaを選びやすい。
画像・動画生成ならComfyUIを別枠で考える
ComfyUIは、ノードをつないだワークフローで画像や動画生成を組み立てるソフトだ。
LM StudioやOllamaでテキストLLMを動かす話とは、目的も操作も大きく異なる。
画像を作りたいのに「LM StudioとOllamaのどちらにするか」で迷っているなら、比較する相手を変えた方がよい。
ComfyUIでは、まず公式または信頼できる基本ワークフローで画像を1枚生成できる状態を作る。動画を試す場合も、その後に対応するワークフローへ進む。
迷ったら「今日できるようになりたいこと」で決める
将来やりたいことを全部並べると、三つとも必要に見えてしまう。最初は今日の目的だけでよい。
| 今日やりたいこと | 最初の候補 |
|---|---|
| ローカルLLMと画面で会話する | LM Studio |
| curlやPythonからLLMを呼ぶ | Ollama |
| 画像を1枚生成する | ComfyUI |
| 動画生成のワークフローを試す | ComfyUI |
これは総合順位ではなく、入口を決めるための分け方だ。
最初から3つ全部を入れなくてよい
複数のソフトを同時に導入すると、モデルの保存先、ポート、GPUドライバー、設定など確認する項目が増える。問題が起きたときも、どの環境が原因なのか分かりにくくなる。
まず一つだけ選び、最小の成功を作る。
LM Studio → モデルを1つ読み込み、1回返答を得る
Ollama → モデルを1つ起動し、必要ならAPIへ1回要求を送る
ComfyUI → 基本ワークフローで画像を1枚生成する
ここまでできてから、二つ目のソフトが本当に必要か考えればよい。
LM Studioから始める場合は、WindowsでLM Studioを始める手順へ進める。画像生成から始める場合は、ComfyUI DesktopをWindowsへ導入する方法を確認できる。
まとめ
- 最初にソフト名を比べるのではなく、LLMとの会話・API連携・画像や動画生成のどれをやりたいか決める
- 画面操作でローカルLLMを探して会話したいならLM Studioが入口になりやすい
- コマンドやAPIからローカルLLMを呼び出したいならOllamaが候補になる
- 画像や動画の生成が目的なら、LM StudioやOllamaとは役割の違うComfyUIを選ぶ
公式サイトで次に進む
この記事で明示的に扱うソフトだけを表示します。配布・手順は各公式ページで確認してください。
LM Studio
Ollama
local-gen.jpがファイルを配布するものではなく、互換性を保証するものでもありません。
この記事で扱ったデータ
モデル・GPU・実行ソフトの確認済みデータを、記事とは別に確かめられます。