Ollamaのモデルタグは何を意味する?取得前後に確認する項目

目次
Ollamaのモデルライブラリでは、同じ名前のモデルに複数のタグが並ぶことがある。
model:tagという短い表記は取得対象を選ぶのに便利だが、タグ名だけからモデルの規模、量子化、配布元、ライセンスまで決めつけない方がよい。
取得前に配布ページを確認し、取得後に実際のモデル情報を照合する。
名前とタグは「どれを選ぶか」の識別子
Ollamaではモデル名とタグを指定して取得する対象を選べる。
タグに7bや量子化らしい文字が含まれていても、その文字列だけを完全な仕様表として扱わない。配布元によって命名方法が異なる場合があるためだ。
まずモデルライブラリの該当ページを開き、そのタグがどのモデルとして掲載されているか確認する。
取得前に配布元と説明を確認する
最低でも次を残しておく。
モデルライブラリのページ:
モデル名:
タグ:
配布元:
説明:
ライセンス情報:
名前が似ている第三者の派生モデルを、元の公式モデルと同じものとして扱わない。
取得後は実際のモデル情報を確認する
Ollamaのshow系の機能では、モデルの詳細情報を確認できる。公式資料では、形式、モデル系統、パラメータ規模、量子化、ライセンスなどを確認できる項目が案内されている。
取得後は、タグ名と実際の情報を照らし合わせる。
model:tag:
format:
family:
parameter size:
quantization:
license:
digest:
これで、名前から想像していたものと実際に取得したものが一致しているか確認できる。
7bなどの表記と実際の規模を分ける
タグに7bのような文字が入っていても、すべての配布元で同じ命名規則が使われるとは限らない。
モデル規模は取得後の情報や元モデルの配布ページで確認する。MoEのように総パラメータ数と実際に使われるパラメータ数を分けて考えるモデルもあるため、タグだけで単純比較しない。
量子化も実際の情報を確認する
タグに量子化方式らしい表記が含まれていても、取得後に実際の量子化情報を確認する。
同じ量子化名でも、元モデルや変換方法、実行環境が違えば、速度や品質の比較条件は同じではない。短いタグ名だけで優劣を決めない。
digestは取得物の識別に使う
digestは、どの取得物を使ったか記録する手掛かりになる。モデル名・タグと一緒に保存すると再現や比較に役立つ。
ただし、digestそのものから品質、モデル規模、ライセンスを読み取るものではない。
配布ページと取得後情報をセットで残す
最終的には、
- 取得前に見たモデルライブラリのページとタグ
- 取得後に確認した詳細情報と
digest
を一組で保存する。
Ollamaのタグは選択の入口であって、仕様確認の終点ではない。 実際に取得したモデルの情報まで確認してから固定すると、後で比較や再現がしやすくなる。
Ollama APIの基本から確認したい場合は、Ollama APIをlocalhostで使う方法へ進める。
まとめ
- Ollamaの名前とタグは取得するモデルを選ぶ識別子で、文字列だけから全仕様を推測しない
- 取得前はモデルライブラリで配布元、説明、候補タグ、ライセンス情報を確認する
- 取得後は`show`系の情報から形式、モデル系統、規模、量子化、ライセンスなどを照合する
- `digest`は何を取得したかの記録に使い、品質や性能の目安とは分けて扱う
公式サイトで次に進む
この記事で明示的に扱うソフトだけを表示します。配布・手順は各公式ページで確認してください。
Ollama
local-gen.jpがファイルを配布するものではなく、互換性を保証するものでもありません。
この記事で扱ったデータ
モデル・GPU・実行ソフトの確認済みデータを、記事とは別に確かめられます。