ビジネス・社会解説
社内文書を削除したらRAGからいつ消える?cache・index・backupまで追う

目次
結論
元文書を削除しただけでRAGから即時消えるとは限りません。source、ingestion、search index、answer cache、backupを別々に追い、削除SLAを層ごとに定義します。
まずこの表で判断する
| 層 | 削除trigger | 検証 |
|---|---|---|
| Source | 責任者 delete | sourceで不存在 |
| Index | delete event/indexer | ID検索0件 |
| Cache | invalidation | 同query再実行 |
| Backup | retention expiry | restore規程 |
| Audit | tombstone | event確認 |
この判断表は、未測定の数字をそれらしく埋めるための表ではありません。価格・性能・品質など実測が必要なセルは、公式一次情報または自分の観測値だけで更新してください。
選び方・進め方
1. 判断ポイント
Azure AI Searchの公式資料でもsource削除とindex削除反映は同義ではなく、deletion detectionやindexer運用が必要です。
2. 判断ポイント
権限変更も同様で、ACLを変えた直後に古いindex metadataが残る時間があるなら、そのlagをsecurity designへ含めます。
3. 判断ポイント
機密文書では削除完了を誰が検証し、失敗時に誰へalertするかまで決めます。
実行前チェック
- 全storage層列挙
- delete event監視
- cache invalidation
- backup retention整合
- 定期削除検証
迷ったときの優先順位
最初に不可逆な条件を確認します。契約・権限・必要メモリ・物理互換・商用権利など、後から簡単に直せない条件を先に落とし、その後に価格や操作感を比較します。逆に、価格や画面の好みから選び始めると、導入後に「そもそも要件を満たせない」状態になりやすくなります。
まとめ
- 元文書を削除しただけでRAGから即時消えるとは限りません。source、ingestion、search index、answer cache、backupを別々に追い、削除SLAを層ごとに定義します。