ビジネス・社会解説
AI開発でdata整備は誰がやる?発注前に収集・label・cleanupを権限範囲化する

目次
結論
データはあります、だけでは準備完了ではありません。sourceごとに取得権、責任者、format、欠損、重複、label、機密区分、更新頻度を確認し、発注者/vendorの責任を見積前に権限範囲化します。
まずこの表で判断する
| Source | 責任者 | Rights | Quality | Task | Responsible |
|---|---|---|---|---|---|
| FAQ | CS | 利用可 | 重複 | dedupe | |
| 法務等 | 要確認 | scan混在 | OCR/parse | ||
| Logs | IT | PII | 欠損 | mask/normalize | |
| Labeled | 業務責任者 | consent | class偏り | relabel/QA |
この判断表は、未測定の数字をそれらしく埋めるための表ではありません。価格・性能・品質など実測が必要なセルは、公式一次情報または自分の観測値だけで更新してください。
選び方・進め方
1. 判断ポイント
data preparationにはcollectionだけでなくcleaning、label definition、PII処理、quality 確認、versioningがあります。後回しにするとPoC中に予算が崩れます。
2. 判断ポイント
業務labelの正解はvendorだけで決められず、正解文書やcategory定義にはdomain 責任者を入れます。
3. 判断ポイント
契約にはraw data持出し範囲、作業環境、再委託、cleaned dataset/label guidelineの納品、終了時削除を含めます。
実行前チェック
- source一覧
- 責任者
- rights/consent
- PII
- quality
- 整備task
- 責任分界
- 納品物
迷ったときの優先順位
最初に不可逆な条件を確認します。契約・権限・必要メモリ・物理互換・商用権利など、後から簡単に直せない条件を先に落とし、その後に価格や操作感を比較します。逆に、価格や画面の好みから選び始めると、導入後に「そもそも要件を満たせない」状態になりやすくなります。
まとめ
- データはあります、だけでは準備完了ではありません。sourceごとに取得権、責任者、format、欠損、重複、label、機密区分、更新頻度を確認し、発注者/vendorの責任を見積前に権限範囲化します。
参照した情報源を見る(5件)
参照情報源
- Microsoft Learn — Azure ML data labelingMicrosoft Learn情報源を開く ↗
- NIST — AI RMF GenAI ProfileNIST情報源を開く ↗
- Business data privacy, security, and complianceOpenAI情報源を開く ↗
- OWASP — LLM Prompt Injection Prevention Cheat SheetOWASP情報源を開く ↗
- Microsoft Learn — Copilot Control System Security and GovernanceMicrosoft Learn情報源を開く ↗