開発解説
生成AI APIはどう選ぶ?モデル性能だけでなく料金・上限・運用機能で比較

目次
結論
公開benchmark1位ではなく、自社taskの合格率・p95 latency・成功1件あたり費用・rate limit・data policyを同じ条件で測り、運用まで成立するAPIを選びます。
まずこの表で判断する
| 評価軸 | 測る値 |
|---|---|
| Quality | task pass rate |
| Format | schema pass |
| Latency | TTFT/p95 |
| Cost | 成功1件あたり |
| Capacity | RPM/TPM等 |
| Data | training/retention/契約 |
この判断表は、未測定の数字をそれらしく埋めるための表ではありません。価格・性能・品質など実測が必要なセルは、公式一次情報または自分の観測値だけで更新してください。
選び方・進め方
1. 判断ポイント
pricing unitが違うため100万token単価だけで総額比較しません。cache、ツール call、media、batch、retryを実ログに合わせます。
2. 判断ポイント
品質はstructured output、ツール use、長文、日本語など実際のfailure modeを含む固定setで比較します。
3. 判断ポイント
vendor固有機能を最小共通APIへ押し込むと価値を失う場合があるため、交換可能層と固有機能層を分けます。
実行前チェック
- 代表task固定
- 合格基準先決め
- 同条件latency
- pricing/rate観測日
- data policy
迷ったときの優先順位
最初に不可逆な条件を確認します。契約・権限・必要メモリ・物理互換・商用権利など、後から簡単に直せない条件を先に落とし、その後に価格や操作感を比較します。逆に、価格や画面の好みから選び始めると、導入後に「そもそも要件を満たせない」状態になりやすくなります。
まとめ
- 公開benchmark1位ではなく、自社taskの合格率・p95 latency・成功1件あたり費用・rate limit・data policyを同じ条件で測り、運用まで成立するAPIを選びます。